「循環器系/リンパ管/全体像」の版間の差分

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左右下肢、腹部のリンパ液は乳ビ槽に集まります。
左右下肢、腹部のリンパ液は乳ビ槽に集まります。<br>
乳ビ槽から胸管が上行し、左静脈角(左内頸静脈と左鎖骨下静脈との合流部)付近で静脈に流入します。
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乳ビ槽、胸管は腸管からのカイロミクロンが多いため、白色です。
乳ビ槽から胸管が上行し、左静脈角(左内頸静脈と左鎖骨下静脈との合流部)付近で静脈に流入します。乳ビ槽、胸管は腸管からのカイロミクロンが多いため、白色です。<br>
 
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右上半身(胸部右側、右腕、頭頸部右側)のリンパ液は、
右上半身(胸部右側、右腕、頭頸部右側)のリンパ液は、右静脈角(右内頸静脈と右鎖骨下静脈との合流部)付近で静脈に流入します。<br>
右静脈角(右内頸静脈と右鎖骨下静脈との合流部)付近で静脈に流入します。
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左上半身(胸部左側、左腕、頭頸部左側)のリンパ液は、胸管に合流して左静脈角(左内頸静脈と左鎖骨下静脈との合流部)付近で静脈に流入します。<br>
左上半身(胸部左側、左腕、頭頸部左側)のリンパ液は、胸管に合流して
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左静脈角(左内頸静脈と左鎖骨下静脈との合流部)付近で静脈に流入します。
 
(胸管を含む)リンパ管には(静脈と同様)弁のあることが特徴です。
(胸管を含む)リンパ管には(静脈と同様)弁のあることが特徴です。
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2020年10月10日 (土) 15:44時点における版

左右下肢、腹部のリンパ液は乳ビ槽に集まります。

乳ビ槽から胸管が上行し、左静脈角(左内頸静脈と左鎖骨下静脈との合流部)付近で静脈に流入します。乳ビ槽、胸管は腸管からのカイロミクロンが多いため、白色です。

右上半身(胸部右側、右腕、頭頸部右側)のリンパ液は、右静脈角(右内頸静脈と右鎖骨下静脈との合流部)付近で静脈に流入します。

左上半身(胸部左側、左腕、頭頸部左側)のリンパ液は、胸管に合流して左静脈角(左内頸静脈と左鎖骨下静脈との合流部)付近で静脈に流入します。

(胸管を含む)リンパ管には(静脈と同様)弁のあることが特徴です。

Challenge Quiz

1.

毛細血管動脈側では、 水圧 膠質浸透圧 が他方選択肢よりも高く、水分は血管 外から内へ 内から外へ 移動する。

2.

毛細血管静脈側では、 水圧 膠質浸透圧 が他方選択肢よりも高く、水分は血管 外から内へ 内から外へ 移動する。

3.

毛細血管動脈側から間質(組織)へ流出した水分のうち、約 1% 15% 50% 85% 99% が静脈へ流出する。

4.

毛細血管動脈側から間質(組織)へ流出した水分のうち、約 1% 15% 50% 85% 99% がリンパ管へ流出する。