「内分泌系/泌尿器系/バソプレッシン、抗利尿ホルモン(ADH)/飲水に対する調節/簡易版」の版間の差分
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2020年10月2日 (金) 15:20時点における版
POINT!
飲水すると(赤→青の)負のフィードバックはバゾプレッシン(抗利尿ホルモン anti-diuretic hormone, ADH)の生成、内分泌、血中濃度を低下させる。 |
① 飲水したとします。飲水により血漿浸透圧は低下し(薄く、低張になり)ます。(バゾプレッシン、抗利尿ホルモン ADHによって増加する水チャンネルを通じての)水分再吸収は血漿浸透圧を低下させます。これらは同じ方向(赤)です。
② これらは同じ方向(赤)なので、負のフィードバックはバゾプレッシン(抗利尿ホルモン anti-diuretic hormone, ADH)の生成、内分泌、血中濃度を低下(青)させます。これにより、水チャンネルの数と水分再吸収が減少します。水分再吸収の血漿浸透圧低下作用が減弱し、低下して(薄く、低張になって)いた血漿浸透圧は、元の浸透圧(等張)へ向けて上昇します。
室温が低い時(冬)にクーラーは使わない、と似たようなものです。
Challenge Quiz
1.
飲水により血漿浸透圧は 上昇 低下 し、(バゾプレッシン、抗利尿ホルモン ADHによって増加する水チャンネルを通じての)水分再吸収は血漿浸透圧を 上昇 低下 させる。これらは 同じ 逆の 方向であるので、負のフィードバックはバゾプレッシン(抗利尿ホルモン anti-diuretic hormone, ADH)の生成、内分泌、血中濃度を 亢進 低下 させる。
2.
血漿浸透圧が低い時、負のフィードバックはバゾプレッシン(抗利尿ホルモン anti-diuretic hormone, ADH)(の生成、内分泌、血中濃度)を 亢進 低下 させる。