「内分泌系/下垂体があまり関与しないホルモン/グルカゴン・インスリン/グルカゴン/分泌調節(簡略版)/絶食」の版間の差分
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室温が低い時(冬)にヒーターは使う、と似たようなものです。 | |||
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2020年8月3日 (月) 10:16時点における版
POINT!
血糖が低い時、負のフィードバックはグルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)を亢進させる。 |
グルカゴンは血糖を上昇させます。グルカゴンは絶食の前にもある一定量の生成、内分泌、血中濃度があります。(このことは病態を考えるときに必要です。とりあえず、「寒い時にヒーターは使う」をイメージしてくれれば、この図は無視しても大丈夫です。)
① 絶食したとします。絶食により血糖は低下します。グルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)は血糖を上昇させます。これらは逆の方向(青)です。
② これらは逆の方向(青)なので、負のフィードバックはグルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)を亢進(赤)させます。これにより、グルカゴンの血糖上昇作用が増強し、低下していた血糖は元の血糖へ向けて上昇します。
室温が低い時(冬)にヒーターは使う、と似たようなものです。
Challenge Quiz
1.
絶食は血糖を 上昇 低下 させ、グルカゴンは血糖を 上昇 低下 させる。これらの作用は 同じ方向 逆の方向 であるので、負のフィードバックはグルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)を 低下 亢進 させる。
2.
血糖が低い時、負のフィードバックはグルカゴン(の生成、内分泌、血中濃度)を 亢進 低下 させる。