「呼吸/呼吸調節/中枢神経/吻側橋」の版間の差分

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[[ファイル:RespiratoryControlRostralPonsDamaged.jpg|left|400px]]いずれも障害されると、吸息off-switchが作用しにくく、吸息が延長する、持続性吸息 apneusisになってしまいます。<br>
 
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いずれも障害されると、吸息off-switchが作用しにくく、吸息が延長する、持続性吸息 apneusisになってしまいます。<br>


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2020年6月19日 (金) 06:20時点における版

RespiratoryControlRostralPonsNormal.jpg

吸息off-switch作用は2カ所に由来すると考えられています。
1:吻側橋 rostral ponsのN.ParaBrachialis Medialisにある呼吸調節中枢 pneumotactic center
2:肺伸展受容器からの感覚性入力

RespiratoryControlRostralPonsDamaged.jpg

いずれも障害されると、吸息off-switchが作用しにくく、吸息が延長する、持続性吸息 apneusisになってしまいます。


1.

吻側橋が障害されると、 徐呼吸 bradypnea 中枢性睡眠時無呼吸 central sleep apnea Cheyne-Stokes呼吸 不規則呼吸 irregular breathing 失調性呼吸 ataxic breathing ビオー呼吸 Biot breathing locked-in症候群 喘ぎ呼吸 gasp 持続性吸息 apneusis が特徴的である。