「養護教諭/胸部循環器/聴診①:胸部(循環器)の聴診」の版間の差分
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2020年5月25日 (月) 03:52時点における版
【心音の種類】
《正常な心音》
・Ⅰ音
僧帽弁と三尖弁が閉じる際に生じる音。
・Ⅱ音
大動脈弁と肺動脈弁が閉じる際に生じる音。
《異常な心音》
・Ⅲ音
寝室からの逆流や心拡大によって心室壁が広がりにくくなっている場合に、Ⅱ音の直後に生じる音。
・Ⅳ音
心肥大によって心室壁が広がりにくくなっている場合に、Ⅰ音の直前に生じる音。
《心雑音》
心音と心音の間、もしくは心音にまたがって聴かれる、心音よりも持続時間が長い音。
主に弁の狭窄や閉鎖不全で血流に乱れが生じると、その乱れが血管壁を振動させ、心雑音が生じる。
・収縮期雑音
Ⅰ音とⅡ音の間に聞こえる音。
・拡張期雑音
Ⅱ音とⅠ音の間に聞こえる音。
【聴診部位】
【動画】胸部(循環器)の各聴診領域における聴診部位:↑【動画】胸部(循環器)の各聴診領域における聴診部位
【動画】胸部(循環器)の各聴診領域における聴診:↑【動画】胸部(循環器)の各聴診領域における聴診
Challenge Quiz
1.
正常な心音には、Ⅲ音とⅣ音がある。 ○ ✕
2.
心音の聴診を行うときには、やや前傾した坐位で行うと聴診しやすくなる。 ○ ✕