「養護教諭/口/視診④:歯・歯肉」の版間の差分
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十分に観察できるよう、必要に応じてペンライトや舌圧子を持ち、以下の項目を確認しましょう。 | 十分に観察できるよう、必要に応じてペンライトや舌圧子を持ち、以下の項目を確認しましょう。 | ||
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2020年5月7日 (木) 12:44時点における版
【アセスメント項目】
十分に観察できるよう、必要に応じてペンライトや舌圧子を持ち、以下の項目を確認しましょう。
★1う窩
う歯によりできた歯のくぼみ。
【歯肉炎/歯周炎/歯周病(歯周疾患)】
・歯肉炎
歯肉が赤く腫れたり、軽い刺激で出血したりする状態。
原因はプラーク(歯垢)であり、きちんと歯みがきをしてプラークを取り除けば、元の健康な状態に戻すことができる。
痛みがないため気が付きにくい。
・歯周炎
歯肉だけではなく、歯槽骨と呼ばれる歯を支えている顎の骨まで炎症が及んでしまった状態。
症状としては、歯槽骨が溶けて歯がグラグラする、食べ物が噛みにくい、歯肉が腫れて膿が出る、口臭がひどくなる、など。
歯みがきをしても歯肉の炎症や歯の揺れが改善しない場合は、歯周炎(若年性歯周炎)にかかっている可能性があるので学校歯科医等による精査が必要となる。
・歯周病(歯周疾患)
歯の周りにある組織である歯肉、セメント質、歯槽骨および歯根膜(歯根と骨を結んでいる部分)に起こる病気の総称。
歯肉炎から始まり、炎症が広がると歯周炎となる。
Challenge Quiz
1.
歯肉炎は歯肉が赤く腫れ、出血する状態であり、歯周炎は歯槽骨まで炎症が及んでしまった状態である。 ○ ✕