「循環器系/心臓/心拍/心周期/心雑音/まとめ」の版間の差分

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{{Point|(短い)収縮期雑音では動脈弁狭窄症、房室弁逆流症などが考えられ、(長い)拡張期心雑音では動脈弁逆流症、房室弁狭窄症などが考えられる。}}
{{Point|(短い)収縮期雑音では動脈弁狭窄症、房室弁逆流症などが考えられ、(長い)拡張期心雑音では房室弁狭窄症、動脈弁逆流症などが考えられる。}}


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心室筋が収縮している、相対的に短い駆出期に<br>
動脈弁は開いているべきであるが、狭窄症などがあると、収縮期心雑音が聴かれる。<br>
房室弁は閉じているべきであるが、逆流症などがあると、収縮期心雑音が聴かれる。<br>
これは、「ザッ、ザッ」と短い心雑音である。


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心室筋の拡張期は主に{充満期~駆出期}などに相当し、相対的に{長い~短い}。この時期、動脈弁は{=閉じている~開いている}べきであるが、{=逆流症~狭窄症}などがあると、拡張期心雑音が聴かれる。これは、{=「ザァ~~~、ザァ~~~」と長い~「ザッ、ザッ」と短い}心雑音である。





2018年12月19日 (水) 23:50時点における版

POINT!
SystolicMurmur.jpg

心室筋が収縮している、相対的に短い駆出期に
動脈弁は開いているべきであるが、狭窄症などがあると、収縮期心雑音が聴かれる。
房室弁は閉じているべきであるが、逆流症などがあると、収縮期心雑音が聴かれる。
これは、「ザッ、ザッ」と短い心雑音である。


DiastolicMurmur.jpg


Challenge Quiz

1.

心室筋が収縮している、相対的に 長い充満期 短い駆出期 に動脈弁は 閉じている 開いている べきであるが、 逆流症 狭窄症 などがあると、収縮期心雑音が聴かれる。これは、 「ザァ~~~、ザァ~~~」と長い 「ザッ、ザッ」と短い 心雑音である。

2.

心室筋が収縮している、相対的に 長い充満期 短い駆出期 に房室弁は 閉じている 開いている べきであるが、 逆流症 狭窄症 などがあると、収縮期心雑音が聴かれる。これは、 「ザァ~~~、ザァ~~~」と長い 「ザッ、ザッ」と短い 心雑音である。

3.

心室筋が拡張している、相対的に 長い充満期 短い駆出期 に房室弁は 閉じている 開いている べきであるが、 逆流症 狭窄症 などがあると、拡張期心雑音が聴かれる。これは、 「ザァ~~~、ザァ~~~」と長い 「ザッ、ザッ」と短い 心雑音である。

4.

心室筋が拡張している、相対的に 長い充満期 短い駆出期 に動脈弁は 閉じている 開いている べきであるが、 逆流症 狭窄症 などがあると、拡張期心雑音が聴かれる。これは、 「ザァ~~~、ザァ~~~」と長い 「ザッ、ザッ」と短い 心雑音である。

5.

(短い)収縮期心雑音では動脈弁 逆流症 狭窄症 、房室弁 逆流症 狭窄症 などが考えられる。

6.

(長い)拡張期心雑音では房室弁 逆流症 狭窄症 、動脈弁 逆流症 狭窄症 などが考えられる。