「内分泌系/下垂体があまり関与しないホルモン/グルカゴン・インスリン/インスリン/分泌不足などによる疾患(糖尿病)/分類/2型糖尿病/病態/インスリン抵抗性(簡略説明)」の版間の差分
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(相違点なし)
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2018年5月23日 (水) 16:50時点における版
POINT!
2型糖尿病の病態に、インスリンの血中濃度の割には血糖が低下しない(血糖が高い)「インスリン抵抗性」がある。 |
インスリンは血糖を低下させます。 食事は血糖を上昇させます。 このふたつは逆の方向であるため、インスリンの血糖低下作用が不足になります。 負のフィードバックはインスリンを亢進させ、血糖低下作用は強くなります。上昇していた血糖は下がります。
2型糖尿病では、主病態として、インスリンの血糖低下作用が弱くなります。 インスリン抵抗性と呼ばれます。インスリンが効かないので、血糖値は上昇します。 食事しなくてもインスリンの不足した状態となり、 負のフィードバックがインスリンを亢進させ、高インスリン血症となります。 しかし、インスリンは効かないので、血糖はあまり低下しません。
Challenge Quiz
1.
インスリン血中濃度の割に血糖値が 高い 低い 場合、インスリン抵抗性が診断される。
2.
血糖値の割にインスリンの血中濃度が 高い 低い 場合、インスリン抵抗性が診断される。
3.
2型糖尿病の進行とともにインスリン抵抗性が 増大 低下 する。
4.
インスリン抵抗性があると、インスリンの生成、内分泌、血中濃度は 極めて低下する 高値になる 上昇が遅延する 。
5.
インスリン抵抗性があると、血糖値は 極めて低下する 高値になる 上昇が遅延する 。