「呼吸/呼吸調節/反射・反応/化学受容器刺激による呼吸の反応/pH上昇に対する反応」の版間の差分

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血中pHに対するこの二つの作用は同じ方向であるため、呼吸筋の収縮・弛緩(呼吸運動)、換気、ガス交換の作用が過剰になります。
血中pHに対するこの二つの作用は同じ方向であるため、呼吸筋の収縮・弛緩(呼吸運動)、換気、ガス交換の作用が過剰になります。
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2017年6月15日 (木) 14:56時点における版

動画と音声での説明

IncPh.jpg

呼吸筋の収縮・弛緩(呼吸運動)は換気を促進し、換気はガス交換を促進し、ガス交換は血中pHを上昇させます。

血液を透析したとしましょう。

血液透析は血中pHを上昇させます。

血中pHに対するこの二つの作用は同じ方向であるため、呼吸筋の収縮・弛緩(呼吸運動)、換気、ガス交換の作用が過剰になります。

IncPhResponse.jpg

そのため、負のフィードバックは呼吸筋の収縮・弛緩(呼吸運動)を抑制します。

呼吸筋の収縮・弛緩(呼吸運動)の抑制は換気を抑制します。換気の抑制はガス交換を抑制します。ガス交換の抑制は血中pHへの上昇作用を減弱し上昇していた血中pHを正常へ向けて低下させます。

1.

血中pHを呼吸(筋の収縮・弛緩、換気、ガス交換)は 低下 上昇 させ、血液透析 は低下 も上昇 させ、この二つの作用は 同じ 逆の 方向である。

2.

血液透析の時の負のフィードバックは、呼吸(筋の収縮・弛緩、換気、ガス交換)を 抑制 促進 する。