「呼吸/外呼吸(肺呼吸)/二酸化炭素への作用」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
16行目: | 16行目: | ||
最初の変化として、呼吸筋の収縮・弛緩が低下したとしましょう。 | 最初の変化として、呼吸筋の収縮・弛緩が低下したとしましょう。 | ||
呼吸筋の収縮・弛緩の抑制は換気を抑制します。 換気の抑制はガス交換を抑制します。 ガス交換の抑制は血中CO<sub>2</sub> | 呼吸筋の収縮・弛緩の抑制は換気を抑制します。 換気の抑制はガス交換を抑制します。 ガス交換の抑制は血中CO<sub>2</sub>への低下作用を減弱し血中CO<sub>2</sub>を上昇させます。 | ||
2017年4月24日 (月) 11:49時点における版
POINT!
呼吸が「原因」で「結果」であるCO2濃度の低下を促進する。 |
最初の変化として、呼吸筋の収縮・弛緩が促進したとしましょう。
呼吸筋の収縮・弛緩の促進は換気をさらに促進します。換気の促進はガス交換をさらに促進します。ガス交換の促進は血中CO2への低下作用を増強し 血中CO2を低下させます。
最初の変化として、呼吸筋の収縮・弛緩が低下したとしましょう。
呼吸筋の収縮・弛緩の抑制は換気を抑制します。 換気の抑制はガス交換を抑制します。 ガス交換の抑制は血中CO2への低下作用を減弱し血中CO2を上昇させます。
CO2がどのような濃度であるかはとても大事であるため、常にモニターされています。40 mmHgくらいがちょうどいいCO2濃度であり、「セットポイント」とよばれています。
(外)呼吸が亢進すると、CO2濃度低下を促進する作用も多くなり、CO2濃度は低下して、30 mmHgなどになります。逆に(外)呼吸が低下すると、CO2濃度低下を促進する作用も少なくなり、CO2濃度は上昇し、50 mmHgなどになります。
Challenge Quiz
1.
外呼吸(肺呼吸)により血中の二酸化炭素は 減少 増加 する。
2.
内呼吸(組織呼吸) 外呼吸(肺呼吸) により血中の二酸化炭素は減少する。