「内分泌系/下垂体があまり関与しないホルモン/グルカゴン・インスリン/インスリン/分泌不足などによる疾患(糖尿病)/分類/2型糖尿病/病態/インスリン抵抗性(簡略説明)」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
12行目: | 12行目: | ||
2型糖尿病では、主病態として、インスリンの血糖低下作用が弱くなります。 | 2型糖尿病では、主病態として、インスリンの血糖低下作用が弱くなります。 | ||
インスリン抵抗性と呼ばれます。インスリンが効かないので、血糖値は上昇します。 | インスリン抵抗性と呼ばれます。インスリンが効かないので、血糖値は上昇します。 | ||
食事しなくてもインスリンの不足した状態となり、 | |||
負のフィードバックがインスリンを亢進させ、高インスリン血症となります。 | 負のフィードバックがインスリンを亢進させ、高インスリン血症となります。 | ||
しかし、インスリンは効かないので、血糖はあまり低下しません。 | しかし、インスリンは効かないので、血糖はあまり低下しません。 |
2016年11月16日 (水) 17:30時点における版
POINT!
2型糖尿病の病態に、インスリンの血中濃度の割には血糖が低下しない(血糖が高い)「インスリン抵抗性」がある。 |
インスリンは血糖を低下させます。
食事は血糖を上昇させます。
このふたつは逆の方向であるため、インスリンの血糖低下作用が不足になります。
負のフィードバックはインスリンを亢進させ、血糖低下作用は強くなります。上昇していた血糖は下がります。
2型糖尿病では、主病態として、インスリンの血糖低下作用が弱くなります。 インスリン抵抗性と呼ばれます。インスリンが効かないので、血糖値は上昇します。 食事しなくてもインスリンの不足した状態となり、 負のフィードバックがインスリンを亢進させ、高インスリン血症となります。 しかし、インスリンは効かないので、血糖はあまり低下しません。
Challenge Quiz
1.
インスリン血中濃度の割に血糖値が 高い 低い 場合、インスリン抵抗性が診断される。
2.
血糖値の割にインスリンの血中濃度が 高い 低い 場合、インスリン抵抗性が診断される。
3.
2型糖尿病の進行とともにインスリン抵抗性が 増大 低下 する。