「内分泌系/下垂体があまり関与しないホルモン/グルカゴン・インスリン/インスリン/分泌不足などによる疾患(糖尿病)/分類/2型糖尿病/病態/インスリン抵抗性(簡略説明)」の版間の差分

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2型糖尿病では、主病態の一つとして<strong><font color="#ff0000">インスリン抵抗性</font></strong>が出現し、インスリンの血糖低下への促進作用が低下します。   


インスリンの効きが悪く、血糖を低下できません。血糖値は200 mg/dLなど高くなり、血糖低下という結果が少ない状態になります。         
インスリンは血糖を低下させます。
食事は血糖を上昇させます。
このふたつは逆の方向であるため、インスリンの血糖低下作用が不足になります。
負のフィードバックはインスリンを亢進させ、血糖低下作用は強くなります。上昇していた血糖は下がります。
 
2型糖尿病では、主病態として、インスリンの血糖低下作用が弱くなります。
インスリン抵抗性と呼ばれます。インスリンが効かないので、血糖値は上昇します。
食事しなくてもインスリンのした状態となり、
負のフィードバックがインスリンを亢進させ、高インスリン血症となります。
しかし、インスリンは効かないので、血糖はあまり低下しません。
 
 


「結果」が少ないとき、負のフィードバックは、「結果」を促進する「原因」を多くします。そのため、インスリンの生成、内分泌が多くなります。  インスリンの血中濃度も高くなります。しかし、インスリン抵抗性が主病態のため、血糖は少しは下がりますが、セットポイントまではもどりにくいのです。
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2016年9月1日 (木) 11:06時点における版

POINT!

動画と音声での説明

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インスリンは血糖を低下させます。 食事は血糖を上昇させます。 このふたつは逆の方向であるため、インスリンの血糖低下作用が不足になります。 負のフィードバックはインスリンを亢進させ、血糖低下作用は強くなります。上昇していた血糖は下がります。

2型糖尿病では、主病態として、インスリンの血糖低下作用が弱くなります。 インスリン抵抗性と呼ばれます。インスリンが効かないので、血糖値は上昇します。 食事しなくてもインスリンのした状態となり、 負のフィードバックがインスリンを亢進させ、高インスリン血症となります。 しかし、インスリンは効かないので、血糖はあまり低下しません。


Challenge Quiz

1.

インスリン血中濃度の割に血糖値が 高い 低い 場合、インスリン抵抗性が診断される。

2.

血糖値の割にインスリンの血中濃度が 高い 低い 場合、インスリン抵抗性が診断される。

3.

2型糖尿病の進行とともにインスリン抵抗性が 増大 低下 する。