「電解質と体液/腎臓と肺、それぞれの機能低下と機能亢進/アシドーシス、アルカローシスの種類/分類」の版間の差分
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2016年6月10日 (金) 18:57時点における版
以上の説明により、アシドーシスにも...
- 肺の機能が低下し、動脈血中のCO2が増大し、さらに、重炭酸緩衝系(H+ ← CO2方向の変換)のためにH+を増大させるアシドーシス
- 腎臓の機能低下など、原疾患そのもののためにH+を増大させるアシドーシス
の2種類あることにお気づきでしょうか?
POINT!
*原疾患により、血漿中のCO2が増大し、重炭酸緩衝系(H+ ← CO2方向の変換)のためにH+を増大させる病態を、呼吸性アシドーシスという。 *H+が、原疾患そのものにより増大する病態を、代謝性アシドーシスいう。 |
アルカローシスも同様です。
POINT!
*原疾患により、血漿中のCO2が減少し、重炭酸緩衝系(H+ → CO2方向の変換)のためにH+を減少させる病態を、呼吸性アルカローシスという。 *H+が、原疾患そのものにより減少する病態を、代謝性アルカローシスという。 |
以上から下記の表のようにまとめられます。