「神経系/末梢神経系/脳神経/第Ⅲ脳神経」の版間の差分
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眼球運動させる筋肉のうち、上斜筋は滑車神経(第Ⅳ脳神経)、外転筋は外転神経(第Ⅵ脳神経)の働きです。他の動眼筋はすべて動眼神経(第Ⅲ脳神経)の働きです。<br> | |||
毛様体(遠近調節)の運動、まぶたを持ち上げる上眼瞼拳筋の運動も動眼神経(第Ⅲ脳神経)の働きです。まぶたを閉じる眼輪筋は、顔面神経(第VII脳神経)の働きです。<br> | 毛様体(遠近調節)の運動、まぶたを持ち上げる上眼瞼拳筋の運動も動眼神経(第Ⅲ脳神経)の働きです。まぶたを閉じる眼輪筋は、顔面神経(第VII脳神経)の働きです。<br> | ||
瞳孔を小さくする縮瞳筋の運動も動眼神経(第Ⅲ脳神経)の働きです。一方、瞳孔を大きくする散瞳筋の運動は頚部交感神経幹の働きです。 | 瞳孔を小さくする縮瞳筋の運動も動眼神経(第Ⅲ脳神経)の働きです。一方、瞳孔を大きくする散瞳筋の運動は頚部交感神経幹の働きです。 |
2016年3月10日 (木) 16:08時点における版
POINT!
動眼神経(第Ⅲ脳神経)は、名前の通り、眼球運動の神経である。毛様体(遠近調節)の運動、上眼瞼拳筋の運動、縮瞳筋の運動の神経でもある。 |
眼球運動させる筋肉のうち、上斜筋は滑車神経(第Ⅳ脳神経)、外転筋は外転神経(第Ⅵ脳神経)の働きです。他の動眼筋はすべて動眼神経(第Ⅲ脳神経)の働きです。
毛様体(遠近調節)の運動、まぶたを持ち上げる上眼瞼拳筋の運動も動眼神経(第Ⅲ脳神経)の働きです。まぶたを閉じる眼輪筋は、顔面神経(第VII脳神経)の働きです。
瞳孔を小さくする縮瞳筋の運動も動眼神経(第Ⅲ脳神経)の働きです。一方、瞳孔を大きくする散瞳筋の運動は頚部交感神経幹の働きです。
Challenge Quiz
1.
動眼神経の機能は 外転筋・上斜筋以外の動眼筋の運動 上眼瞼拳筋の運動 毛様体(遠近調節)の運動 嗅覚 上斜筋の運動 外転筋の運動 (眼輪筋を含む)表情筋の運動 縮瞳筋の運動 散瞳筋の運動 である。
2.
動眼神経は第 I II III IV V VI VII VIII IX X XI XII 脳神経である。
3.
動眼神経の機能は 嗅覚 視覚 外転筋・上斜筋以外の動眼筋の運動 上眼瞼拳筋の運動 毛様体(遠近調節)の運動 上斜筋の運動 結膜の感覚 咀嚼筋の運動 外転筋の運動 舌前2/3の味覚 (眼輪筋を含む)表情筋の運動 唾液腺の分泌 涙腺の分泌 重力の感覚 加速度の感覚 聴覚 舌後1/3の味覚 咽頭の感覚 頸動脈洞の血圧センサー 頸動脈小体の酸素受容器 嚥下筋の運動 舌根部の味覚 喉頭の感覚 胸腹部臓器の感覚 発声の筋の運動 胸腹部臓器の運動 頸部の筋の運動 舌の筋の運動 角膜の感覚 鼻腔の感覚 口腔の感覚 顔面の感覚 味覚 縮瞳筋の運動 散瞳筋の運動 である。