「電解質と体液/代償作用/データの読み方/呼吸性アルカローシスにおける第3歩」の版間の差分
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2015年7月17日 (金) 14:31時点における版
POINT!
呼吸性アルカローシスにおいて、HCO3-が18 mEq/Lより大きいなら急性、18 mEq/Lより小さいなら慢性の肺機能亢進を疑う。 |
呼吸性アルカローシスによりアルカリ血症がもたらされ、さらに、HCO3-が減少します。呼吸性アルカローシス(によるアルカリ血症)が数日以上持続する(慢性呼吸性アルカローシス)と、腎臓の代償が作用し、HCO3-がさらに減少します。HCO3-が(一応の目安として)18 mEq/Lより減少していると、慢性呼吸性アルカローシスと診断できます。
Challenge Quiz
1.
pH.7.50、HCO3-、22 mEq/L、CO2、27 mm Hgの血液検査データと整合性のある病態は 急性 慢性 の 呼吸性 代謝性 アシドーシス アルカローシス 、すなわち 呼吸(換気) 腎臓 の機能 亢進 不全 である。
2.
pH.7.47、HCO3-、16 mEq/L、CO2、23 mm Hgの血液検査データと整合性のある病態は 急性 慢性 の 呼吸性 代謝性 アシドーシス アルカローシス 、すなわち 呼吸(換気) 腎臓 の機能 亢進 不全 である。