「泌尿器系/腎臓/腎機能の全体像/病態生理学/腎不全(慢性腎臓病CKD)/腎不全(慢性腎臓病CKD)の概略」の版間の差分
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2015年6月22日 (月) 10:51時点における版
水、Na+(塩分) 糸球体におけるろ過量が減少するため、血管内に貯留します。これにより、高血圧になります。
クレアチニン・尿素 上記と同様、糸球体ろ過量が減少するため、血管内に貯留します。血中のクレアチニンと尿素(血中尿素窒素 blood urea nitrogen BUN)とが高値となります。
乳酸、ケトン体、リン酸、硫酸 上記と同様、糸球体ろ過量が減少するため、血管内に貯留します。H+を放出し、血液のpHが病的に酸性に傾く病態、アシドーシス(による酸血症)になります。
カリウム 正常な腎臓はカリウムを排出していて、腎不全では、その排出が減少するため、高カリウム血症になります。
ビタミンD 活性化されなくなるため、カルシウムが骨に沈着せず、骨塩量が減少します。
エリスロポ(イ)エチン 生成、分泌されなくなるため、造血を促進する作用が低下し、貧血になります。
Challenge Quiz
腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)(糸球体ろ過量の低下が主病態)患者では、血中のNa+量、血漿量、血圧は 減少(低下)する 特に変動しない 増加(上昇)する 。
腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)(糸球体ろ過量の低下が主病態)患者では.血中のタンパク質は 減少する 特に変動しない 増加する .
腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)(糸球体ろ過量の機能低下が主病態)患者では.血中のクレアチニンは 減少する 特に変動しない 増加する .
腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)(糸球体ろ過量の機能低下が主病態)患者では.血中のH+は 減少する 特に変動しない 増加する .
腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)(糸球体ろ過量の機能低下が主病態)患者では.血中のアンモニアは 減少する 特に変動しない 増加する .
腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)(糸球体ろ過量の機能低下が主病態)患者では.血中の乳酸は 減少する 特に変動しない 増加する .
腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)(糸球体ろ過量の機能低下が主病態)患者では.血中のケトン体は 減少する 特に変動しない 増加する .
腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)(糸球体ろ過量の機能低下が主病態)患者では.血中のリン酸は 減少する 特に変動しない 増加する .
腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)(糸球体ろ過量の機能低下が主病態)患者では.血中の硫酸は 減少する 特に変動しない 増加する .
腎不全(慢性腎臓病 chronic kidney disease, CKD)(糸球体ろ過量の機能低下が主病態)患者では.血中の尿素(血中尿素窒素 blood urea nitrogen.BUN)は 減少する 特に変動しない 増加する .