「電解質と体液/肺、腎による酸性物質の排出と血漿緩衝系のはたらき/重炭酸緩衝系の基本的作用/血中のH+濃度が上昇」の版間の差分

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(ページの作成: デンカイシツトタイエキ {{Point|H<sup>+</sup>の増大に対して重炭酸緩衝系が作用すると、CO<sub>2</sub>が増大し、H<...)
 
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::チャレンジクイズ::
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H<sup>+</sup>の増大に対して重炭酸緩衝系が作用すると、CO<sub>2</sub>が{=増大.~減少}する。
H<sup>+</sup>の増大に対して重炭酸緩衝系が作用すると、CO<sub>2</sub>が{=増大~減少}する。
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2014年11月18日 (火) 22:15時点における最新版

POINT!


04380.jpg

(腎不全などにより)腎機能が低下すると動脈血中のH+が増大します。これが下表(1行目)の「動脈血に最初に起こる変化」です。



変化の前 H+ ←→ CO2
動脈血に最初に起こる変化 ↑↑   
重炭酸緩衝系の作用 ↓  ↑ 
総和  


この際(表の2行目)、重炭酸緩衝系は、H+ → CO2 (H+ + HCO3- → H2CO3 → H2O + CO2)の方向に作用します。この化学反応は、H+を減少させるので、「最初の増減を打ち消す方向」です。

また、「最初の増減量より少ない量」化学反応が進むため、緩衝系により減少するH+の量(↓)は、最初に増大する量(↑↑)より小さくなります。そのため、総和(表の3行目)としては、H+もCO2も増大します。


04407.jpg

注意!!この図は重炭酸緩衝系の方向と表の総和とを図示しています。



Challenge Quiz

1.

H+の増大に対して重炭酸緩衝系が作用すると、CO2増大 減少 する。