「神経系/総論/活動電位の移動:伝導と伝達/活動電位の伝導/伝導の機序」の版間の差分
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神経細胞膜の1カ所に発生した活動電位が、同じ細胞において、膜の他の部分へ移動することを {=伝導~伝達~電報~キャラメール}という。 | 神経細胞膜の1カ所に発生した活動電位が、同じ細胞において、膜の他の部分へ移動することを {=伝導~伝達~電報~キャラメール}という。 | ||
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神経細胞膜のある位置に生じた活動電位は、同じ膜の隣の場所を {~過分極~=脱分極}させる。 | 神経細胞膜のある位置に生じた活動電位は、同じ膜の隣の場所を {~過分極~=脱分極}させる。 | ||
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神経細胞膜のある位置に生じた活動電位は、同じ膜の隣の場所を発火レベル(閾電位、閾値)に達するほど強く脱分極させる。{=正~誤} | 神経細胞膜のある位置に生じた活動電位は、同じ膜の隣の場所を発火レベル(閾電位、閾値)に達するほど強く脱分極させる。{=正~誤} | ||
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2014年11月18日 (火) 21:47時点における版
POINT!
神経細胞膜のある箇所に活動電位があることにより、その細胞膜の隣の箇所が脱分極し、活動電位が発生する。 |
たとえるならば、神経細胞体は火薬をまぶしたゴルフボールであり、神経線維はそのゴルフボールにつながった導火線のようなモノです。火薬のどこかに火がつくと、すぐ隣はあたためられて発火点に達し、火が隣に移ります。ある場所の火がすぐ隣を発火させるのです。この原理では、ゴルフボールにまぶした火薬は発火時点から同心円状に着火していくでしょう。また、導火線では点状の火が線に沿って移動するでしょう。
動画と音声での説明: Flash形式(Win, Mac) / MP4形式(iPad)
神経細胞膜の場所Cが刺激されると、ゆっくり脱分極していきます。発火レベル(閾値、閾電位)まで脱分極すると、活動電位が発生しオーバシュートします。 このとき、場所Cのオーバシュートのために、隣の場所Dが脱分極します。この脱分極は強く、発火レベル(閾値、閾電位)に達し、遅れて、活動電位が発生します。 ある場所の活動電位は、同じ膜の隣の場所を強く脱分極させ、遅れて活動電位を発生させるのです。
Challenge Quiz
1.
神経細胞膜の1カ所に発生した活動電位が、同じ細胞において、膜の他の部分へ移動することを 伝導 伝達 電報 キャラメール という。
2.
神経細胞膜のある位置に生じた活動電位は、同じ膜の隣の場所を 過分極 脱分極 させる。
3.
神経細胞膜のある位置に生じた活動電位は、同じ膜の隣の場所を発火レベル(閾電位、閾値)に達するほど強く脱分極させる。 正 誤
4.
神経細胞膜のある位置に生じた活動電位は、同じ膜の隣の場所を発火レベル(閾電位、閾値)に達するほど強く脱分極させない。 正 誤