「下垂体前葉系、その1/ステップ4」の版間の差分
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{{Point|３層構造が特徴である。下垂体前葉が各内分泌臓器の上位にあり、刺激ホルモンを生成、内分泌している。視床下部がさらに上位にあり、放出ホルモンを生成、内分泌している。}} | {{Point|３層構造が特徴である。下垂体前葉が各内分泌臓器の上位にあり、刺激ホルモンを生成、内分泌している。視床下部がさらに上位にあり、放出ホルモンを生成、内分泌している。}} | ||
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前のステップまででは、「下垂体前葉系，その１」に分類した内分泌臓器＃＃（甲状腺、副腎皮質、性腺）から生成、内分泌される＃＃ホルモン、ならびに下垂体前葉から生成、内分泌される＃＃刺激ホルモンについてのみ勉強した。このステップでは、さらに視床下部からの＃＃刺激ホルモン放出ホルモンが登場したわけである。 | 前のステップまででは、「下垂体前葉系，その１」に分類した内分泌臓器＃＃（甲状腺、副腎皮質、性腺）から生成、内分泌される＃＃ホルモン、ならびに下垂体前葉から生成、内分泌される＃＃刺激ホルモンについてのみ勉強した。このステップでは、さらに視床下部からの＃＃刺激ホルモン放出ホルモンが登場したわけである。 | ||
甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモン、性（腺）ホルモンに共通する一般的な書き方は上図のようになります。また、それぞれ別々にホルモン名を列記したのが下の表です。 | 甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモン、性（腺）ホルモンに共通する一般的な書き方は上図のようになります。また、それぞれ別々にホルモン名を列記したのが下の表です。 | ||
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'刺激'に相当するのが'stimulate'であり、'##刺激ホルモン'＝'##tropin'＝'##tropic hormone'＝'##stimulating hormone'です。そのため、下垂体前葉が生成、内分泌するホルモンには表の下段のような英名があります。ただし、ヒト絨毛ゴナドトロピンだけは例外であり、下垂体前葉ではなく、胎盤の絨毛から生成、内分泌されます。さらに、放出は'release'です。視床下部が生成、内分泌するホルモンには、表の下段のような英名があります。 | '刺激'に相当するのが'stimulate'であり、'##刺激ホルモン'＝'##tropin'＝'##tropic hormone'＝'##stimulating hormone'です。そのため、下垂体前葉が生成、内分泌するホルモンには表の下段のような英名があります。ただし、ヒト絨毛ゴナドトロピンだけは例外であり、下垂体前葉ではなく、胎盤の絨毛から生成、内分泌されます。さらに、放出は'release'です。視床下部が生成、内分泌するホルモンには、表の下段のような英名があります。 | ||
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副腎皮質ホルモンは {=副腎皮質 | 副腎皮質ホルモンは {=副腎皮質~下垂体前葉~下垂体後葉~視床下部} から生成、内分泌される。 | ||
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副腎皮質<font color="#ff0000">刺激</font>ホルモン(ACTH)は {~副腎皮質 | 副腎皮質<font color="#ff0000">刺激</font>ホルモン(ACTH)は {~副腎皮質~=下垂体前葉~下垂体後葉~視床下部} から生成、内分泌される。 | ||
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副腎皮質刺激ホルモン<font color="#ff0000">放出</font>ホルモン(CRH)は {~副腎皮質 | 副腎皮質刺激ホルモン<font color="#ff0000">放出</font>ホルモン(CRH)は {~副腎皮質~下垂体前葉~下垂体後葉~=視床下部} から生成、内分泌される。 | ||
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甲状腺<font color="#ff0000">刺激</font>ホルモン(TSH)は {~甲状腺 | 甲状腺<font color="#ff0000">刺激</font>ホルモン(TSH)は {~甲状腺~=下垂体前葉~下垂体後葉~視床下部} から生成、内分泌される。 | ||
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甲状腺刺激ホルモン<font color="#ff0000">放出</font>ホルモンは {~甲状腺 | 甲状腺刺激ホルモン<font color="#ff0000">放出</font>ホルモンは {~甲状腺~下垂体前葉~下垂体後葉~=視床下部} から生成、内分泌される。 | ||
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甲状腺ホルモンは {=甲状腺 | 甲状腺ホルモンは {=甲状腺~下垂体前葉~下垂体後葉~視床下部} から生成、内分泌される。 | ||
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性(腺)ホルモンは {=性腺 | 性(腺)ホルモンは {=性腺~下垂体前葉~下垂体後葉~視床下部} から生成、内分泌される。 | ||
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性腺<font color="#ff0000">刺激</font>ホルモン(gonadotropin)は {~性腺 | 性腺<font color="#ff0000">刺激</font>ホルモン(gonadotropin)は {~性腺~=下垂体前葉~下垂体後葉~視床下部} から生成、内分泌される。 | ||
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ACTHは {~副腎皮質 | ACTHは {~副腎皮質~=下垂体前葉~下垂体後葉~視床下部} から生成、内分泌される。 | ||
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TSHは {~甲状腺 | TSHは {~甲状腺~=下垂体前葉~下垂体後葉~視床下部} から生成、内分泌される。 | ||
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Gonadotropinは {~gonad (性腺) | Gonadotropinは {~gonad (性腺)~=下垂体前葉~下垂体後葉~視床下部} から生成、内分泌される。 | ||
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内分泌系の調節中枢は {~延髄 | 内分泌系の調節中枢は {~延髄~橋~中脳~=視床下部~視床の特殊投射核~視床の非特殊投射核~小脳~大脳基底核~大脳辺縁系~大脳皮質前頭葉~大脳皮質頭頂葉~大脳皮質側頭葉~大脳皮質後頭葉} にある。 | ||
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2014年11月18日 (火) 21:47時点における最新版
甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモン、性（腺）ホルモンに関して
| ３層構造が特徴である。下垂体前葉が各内分泌臓器の上位にあり、刺激ホルモンを生成、内分泌している。視床下部がさらに上位にあり、放出ホルモンを生成、内分泌している。 |
前のステップまででは、「下垂体前葉系，その１」に分類した内分泌臓器＃＃（甲状腺、副腎皮質、性腺）から生成、内分泌される＃＃ホルモン、ならびに下垂体前葉から生成、内分泌される＃＃刺激ホルモンについてのみ勉強した。このステップでは、さらに視床下部からの＃＃刺激ホルモン放出ホルモンが登場したわけである。
甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモン、性（腺）ホルモンに共通する一般的な書き方は上図のようになります。また、それぞれ別々にホルモン名を列記したのが下の表です。
'刺激'に相当するのが'stimulate'であり、'##刺激ホルモン'＝'##tropin'＝'##tropic hormone'＝'##stimulating hormone'です。そのため、下垂体前葉が生成、内分泌するホルモンには表の下段のような英名があります。ただし、ヒト絨毛ゴナドトロピンだけは例外であり、下垂体前葉ではなく、胎盤の絨毛から生成、内分泌されます。さらに、放出は'release'です。視床下部が生成、内分泌するホルモンには、表の下段のような英名があります。
Challenge Quiz
副腎皮質ホルモンは 副腎皮質 下垂体前葉 下垂体後葉 視床下部 から生成、内分泌される。
副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)は 副腎皮質 下垂体前葉 下垂体後葉 視床下部 から生成、内分泌される。
副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)は 副腎皮質 下垂体前葉 下垂体後葉 視床下部 から生成、内分泌される。
甲状腺刺激ホルモン(TSH)は 甲状腺 下垂体前葉 下垂体後葉 視床下部 から生成、内分泌される。
甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンは 甲状腺 下垂体前葉 下垂体後葉 視床下部 から生成、内分泌される。
甲状腺ホルモンは 甲状腺 下垂体前葉 下垂体後葉 視床下部 から生成、内分泌される。
性(腺)ホルモンは 性腺 下垂体前葉 下垂体後葉 視床下部 から生成、内分泌される。
性腺刺激ホルモン(gonadotropin)は 性腺 下垂体前葉 下垂体後葉 視床下部 から生成、内分泌される。
性腺刺激ホルモン放出ホルモンは 性腺 下垂体前葉 下垂体後葉 視床下部 から生成、内分泌される。
ACTHは 副腎皮質 下垂体前葉 下垂体後葉 視床下部 から生成、内分泌される。
CRHは 副腎皮質 下垂体前葉 下垂体後葉 視床下部 から生成、内分泌される。
TSHは 甲状腺 下垂体前葉 下垂体後葉 視床下部 から生成、内分泌される。
TRHは 甲状腺 下垂体前葉 下垂体後葉 視床下部 から生成、内分泌される。
Gonadotropinは gonad (性腺) 下垂体前葉 下垂体後葉 視床下部 から生成、内分泌される。
GnRHは gonad (性腺) 下垂体前葉 下垂体後葉 視床下部 から生成、内分泌される。
内分泌系の調節中枢は 延髄 橋 中脳 視床下部 視床の特殊投射核 視床の非特殊投射核 小脳 大脳基底核 大脳辺縁系 大脳皮質前頭葉 大脳皮質頭頂葉 大脳皮質側頭葉 大脳皮質後頭葉 にある。