「循環器系/血管/血圧/動脈の弾性/正常な動脈」の版間の差分
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心臓の収縮期、{=血液が大動脈壁を押し広げる力 | 心臓の収縮期、{=血液が大動脈壁を押し広げる力~大動脈壁が血液を圧迫する力}は他方より強い。 | ||
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心臓の弛緩期、{~血液が大動脈壁を押し広げる力 | 心臓の弛緩期、{~血液が大動脈壁を押し広げる力~=大動脈壁が血液を圧迫する力}は他方より強い。 | ||
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心臓の収縮期、動脈は弾性のために、{=拡張 | 心臓の収縮期、動脈は弾性のために、{=拡張~縮小}する。 | ||
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心臓の拡張期、動脈は弾性のために、{~拡張 | 心臓の拡張期、動脈は弾性のために、{~拡張~=縮小}する。 | ||
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動脈の弾性のために、収縮期(上の、最高)血圧は{=低下 | 動脈の弾性のために、収縮期(上の、最高)血圧は{=低下~上昇}する。 | ||
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動脈の弾性のために、拡張期(下の、最低)血圧は{~低下 | 動脈の弾性のために、拡張期(下の、最低)血圧は{~低下~=上昇}する。 | ||
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2014年11月13日 (木) 13:24時点における版
POINT!
動脈の弾性により、拡張期の血圧が保たれている。 |
動画と音声での説明: Flash形式(Win, Mac) / MP4形式(iPad)
(図上段)正常な動脈壁には、輪ゴムのように、伸びて、縮む弾性があります。
心室が収縮して、血液が駆出されると、血圧が上昇し、動脈壁が血液により内側から押されます。(赤い外向きの縞矢印)
動脈壁に弾性があるため、内側から押されると拡大します。この拡大により、血液が動脈を押す力は弱くなり、血圧は下がり、収縮期血圧は 115 mmHg程度になります。血圧があるので、毛細血管にも血流はあります。
(図下段)心室が弛緩して、血液を駆出しなくなると、血液が動脈壁を押す力は消え、心臓による血圧はなくなり、心臓による血流はなくなってしまいます。 しかし、伸ばされた輪ゴムは縮みます。そのため、動脈は縮小し、動脈壁が血液を圧迫(赤い内向きの縞矢印)します。これにより、血圧は 75 mmHg 程度まで上昇します。つまり、動脈の弾性のため、心臓の拡張期でも、毛細血管に血流が保たれるのです。
収縮期血圧は心室の収縮により上昇します。一方、動脈の弾性のために、収縮期血圧は低下し、拡張期血圧は上昇する、とまとめられます。
Challenge Quiz
1.
心臓の収縮期、 血液が大動脈壁を押し広げる力 大動脈壁が血液を圧迫する力 は他方より強い。
2.
心臓の弛緩期、 血液が大動脈壁を押し広げる力 大動脈壁が血液を圧迫する力 は他方より強い。
3.
心臓の収縮期、動脈は弾性のために、 拡張 縮小 する。
4.
心臓の拡張期、動脈は弾性のために、 拡張 縮小 する。
5.
動脈の弾性のために、収縮期(上の、最高)血圧は 低下 上昇 する。
6.
動脈の弾性のために、拡張期(下の、最低)血圧は 低下 上昇 する。