「内分泌系/総論/甲状腺、副腎皮質、性腺における三層構造/下垂体前葉系、その1/ステップ2」の版間の差分
編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
21行目: | 21行目: | ||
//LEVEL:3 | //LEVEL:3 | ||
//RAND | //RAND | ||
(臨床的にはまれですが. | (臨床的にはまれですが.)下垂体腫瘍により下垂体からの甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌が亢進した。このとき甲状腺からの甲状腺ホルモン分泌は{=亢進.~低下} する。 | ||
//LEVEL:2 | //LEVEL:2 | ||
//RAND | //RAND | ||
33行目: | 33行目: | ||
//LEVEL:3 | //LEVEL:3 | ||
//RAND | //RAND | ||
下垂体腫瘍により下垂体からの性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)の分泌が亢進し. | 下垂体腫瘍により下垂体からの性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)の分泌が亢進し.血中濃度が上昇した.これにより性腺からの性(腺)ホルモン分泌と血中濃度は {=亢進(上昇).~低下} する. | ||
//LEVEL:3 | //LEVEL:3 | ||
//RAND | //RAND | ||
下垂体の障害により下垂体からの性腺刺激ホルモン(Gonadotropin)の分泌が低下し. | 下垂体の障害により下垂体からの性腺刺激ホルモン(Gonadotropin)の分泌が低下し.血中濃度が低下した.これにより性腺からの性(腺)ホルモン分泌と血中濃度は {~亢進(上昇).=低下} する. | ||
</GIFT> | </GIFT> |
2013年4月18日 (木) 18:59時点における版
甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモン、性(腺)ホルモンにおける「分泌を刺激するモノ」もホルモンである。 |
「性(腺)ホルモンの分泌を刺激するモノ」とは、性腺刺激ホルモンです。性腺刺激ホルモンの分泌が多くなると、性(腺)ホルモンの分泌も多くなり、逆に、性腺刺激ホルモンの分泌が少なくなると、性(腺)ホルモンの分泌も少なくなるのです。
性腺刺激ホルモンもホルモンであるため、血中濃度が上昇することで、受容体を介して作用『性(腺)ホルモンの分泌亢進』をもたらします。性腺刺激ホルモンの血中濃度が高くなると、性(腺)ホルモンの分泌も多くなり、逆に、性腺刺激ホルモンの血中濃度が低くなると、性(腺)ホルモンの分泌も少なくなるのです。
性腺刺激ホルモンの血中濃度に依存して、性(腺)ホルモンは生成、内分泌されます。
「下垂体前葉系、その1」に分類した、甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモン、性(腺)ホルモンに共通する一般的な書き方は、上図のようになります。
Challenge Quiz
(臨床的にはまれですが.)下垂体腫瘍により下垂体からの甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌が亢進した。このとき甲状腺からの甲状腺ホルモン分泌は 亢進. 低下 する。
下垂体腫瘍により、下垂体からの副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の分泌が亢進した。このとき、副腎皮質からの副腎皮質ホルモン分泌は、 亢進. 低下 する。
下垂体の障害により下垂体からの甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌が低下した.このとき甲状腺からの甲状腺ホルモン分泌は 亢進.低下 する.
下垂体の障害により下垂体からの副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の分泌が低下した.このとき副腎皮質からの副腎皮質ホルモン分泌は 亢進.低下 する.
下垂体腫瘍により下垂体からの性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)の分泌が亢進し.血中濃度が上昇した.これにより性腺からの性(腺)ホルモン分泌と血中濃度は 亢進(上昇). 低下 する.
下垂体の障害により下垂体からの性腺刺激ホルモン(Gonadotropin)の分泌が低下し.血中濃度が低下した.これにより性腺からの性(腺)ホルモン分泌と血中濃度は 亢進(上昇).低下 する.