「内分泌系/下垂体があまり関与しないホルモン/カルシトニン・副甲状腺ホルモン(パラソルモン)/カルシトニン/カルシトニンの作用、その2」の版間の差分

提供:一歩一歩
ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
編集の要約なし
1行目: 1行目:
[[Category:内分泌系|ナイブンピケイ]]
[[Category:内分泌系|ナイブンピケイ]]
特発性副甲状腺機能低下症 idiopathic hypoparathyroidism
[[ファイル:03797.jpg|alt=03797.jpg|left|500px]]




{| border="0"
カルシトニンは、血中カルシウム濃度を増大させる動き、すなわち腸管からの吸収と骨からの遊離、動員、放出(骨破壊、「骨の吸収」)を抑制し、逆に、血中カルシウム濃度を低下させる動き、すなわち腎臓からの排泄、骨への沈着、貯蔵(骨の形成)を亢進します。これらの作用により、血中カルシウム濃度を低下させます。
|- style="text-align:left;"
| style="text-align:left;" | 運動神経の被刺激性亢進(テタニー)
| style="text-align:left;" | 四肢の硬直性攣縮→産科医手
|- style="text-align:left;"
| style="text-align:left;" | 知覚神経の被刺激性亢進
| style="text-align:left;" | しびれ感
|- style="text-align:left;"
| style="text-align:left;" | 自律神経の被刺激性亢進
| style="text-align:left;" | 気管支攣縮、Oddi括約筋収縮、発汗、便秘
|- style="text-align:left;"
| style="text-align:left;" | 中枢神経の被刺激性亢進
| style="text-align:left;" | 全身痙攣、不随意運動、不安
|- style="text-align:left;"
| style="text-align:left;" | 検査所見
| style="text-align:left;" | 低Ca血症
|}




28行目: 12行目:
//LEVEL:2  
//LEVEL:2  
//RAND  
//RAND  
副甲状腺機能低下症は、{~高.=低}カルシウム血症をもたらす。
カルシトニンは、骨からのカルシウム動員、遊離、放出(骨破壊、「骨の吸収」)を {=低下.~亢進} させる。
//LEVEL:3  
//LEVEL:3  
//RAND  
//RAND  
低カルシウム血症により.~{=筋のケイレン、テタニー.~尿路結石}がおこる.  
カルシトニンは骨へのカルシウム沈着、貯蔵(骨形成)を {~低下.=亢進} させる.
//LEVEL:3
//RAND
カルシトニンは腸管からのカルシウム吸収を {=抑制.~促進} する.
//LEVEL:3
//RAND
カルシトニンは腎臓からのカルシウム排泄を {=促進.~抑制} する.
</GIFT>
</GIFT>

2013年4月12日 (金) 11:47時点における版

03797.jpg


カルシトニンは、血中カルシウム濃度を増大させる動き、すなわち腸管からの吸収と骨からの遊離、動員、放出(骨破壊、「骨の吸収」)を抑制し、逆に、血中カルシウム濃度を低下させる動き、すなわち腎臓からの排泄、骨への沈着、貯蔵(骨の形成)を亢進します。これらの作用により、血中カルシウム濃度を低下させます。


Challenge Quiz

1.

カルシトニンは、骨からのカルシウム動員、遊離、放出(骨破壊、「骨の吸収」)を  低下. 亢進 させる。

カルシトニンは骨へのカルシウム沈着、貯蔵(骨形成)を  低下.亢進 させる.

カルシトニンは腸管からのカルシウム吸収を  抑制. 促進 する.

カルシトニンは腎臓からのカルシウム排泄を  促進. 抑制 する.