「内分泌系/第2章:下垂体があまり関与しないホルモン/グルカゴン・インスリン/インスリン/インスリンの分泌調節(2)」の版間の差分
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(ページの作成: ナイブンピケイ {{Point|インスリンの分泌は「作用重視型」負のフィードバック調節を受けている.}} [[ファイル:...) |
(相違点なし)
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2013年4月11日 (木) 12:32時点における最新版
POINT!
インスリンの分泌は「作用重視型」負のフィードバック調節を受けている. |
インスリンは血糖が直接に分泌を調節しています.高血糖はインスリン分泌を亢進します.低血糖には逆の作用があります.
インスリン | ||
---|---|---|
作用 | 分泌 | |
低血糖 | 増加 | 低下 |
高血糖 | 低下 | 亢進 |
「作用重視型」負のフィードバック調節を思い出しましょう.ホルモン作用が多いとホルモン分泌が低下し,ホルモン作用が少ないとホルモン分泌が亢進することにより,ホルモン作用を一定に保っているわけです.
低血糖は,血糖低下作用のあるインスリンにとっては「ホルモン作用」が多い状態です.この際,上記の一般論にしたがい,インスリン分泌は低下します.
高血糖は,血糖低下作用のあるインスリンにとっては「ホルモン作用」が少ない状態です.この際,上記の一般論にしたがい,インスリン分泌は亢進します.