「運動系/筋肉/骨格筋/収縮/型/単縮と強縮」の版間の差分

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(ページの作成: ウンドウケイ ひとつの刺激による効果が消えない内に、次の刺激が投与された場合、効果が「加重」して、より大...)
(相違点なし)

2013年4月10日 (水) 16:50時点における版

ひとつの刺激による効果が消えない内に、次の刺激が投与された場合、効果が「加重」して、より大きな効果が得られることがある。効果が加重し得るのは、不応期(刺激しても筋肉が収縮しない時期)が短い場合だけである。

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筋に単発の電気刺激を与えると、刺激後、0.01-0.02秒おいて、約0.1秒の瞬間的な収縮がおこる。これを「単縮」、または「攣縮」という。


これに対して、同じ電気刺激を頻回投与すると、加重が生じ、より大きな収縮力が得られることがある。これを「強縮」という。骨格筋の不応期は短いのである。


強縮には2種類ある。収縮曲線がギザギザな場合と、滑らかな場合である。ギザギザな場合を不完全強縮という。なめらかな場合を完全強縮とよぶ。


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医歯薬出版社:生理学第2版(東洋療法学校協会編)


Challenge Quiz

1.

単収縮. 強縮 とは、一回の活動電位による筋収縮をいう。

単収縮が 加重. 収束 したものを、強縮という。

通常、四肢の動きをもたらすのは 単縮.強縮 である。

骨格筋の収縮曲線がギザギザな場合、強縮は 完全強縮.不完全強縮 である。

骨格筋の収縮曲線が滑らかな場合、強縮は 完全強縮. 不完全強縮 である。

骨格筋には、単収縮は  ある. ない

骨格筋には、強縮は  ある. ない

骨格筋の不応期は、 短い. 長い