「神経系/総論/膜電位の変化/閾値」の版間の差分

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(ページの作成: シンケイケイ {{Point|膜電位と閾電位との差により閾値(いきち)が定義される.}} 閾値が小さいと発火レベルまで...)
(相違点なし)

2013年4月8日 (月) 21:15時点における版

POINT!


閾値が小さいと発火レベルまで到達しやすく,興奮性が高いことを意味します.逆に,閾値が大きいと,発火レベルまで到達しにくく,興奮性は低い.


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図の向かって左半分:静止膜電位(黄緑の線)と閾電位(赤い線)との差である閾値(青い両方向矢印)が小さい.少ない刺激(赤い矢印)により,膜電位は閾電位へ到達するため,活動電位は発生しやすい=興奮性が高いのである.


図の向かって右半分:静止膜電位(黄緑の線)と閾電位(赤い線)との差である閾値(青い両方向矢印)が大きい.多い刺激(赤い矢印)により,膜電位は閾電位へ到達するため,活動電位は発生しにくい=興奮性が低いのである.


Challenge Quiz

1.

静止膜電位と発火レベル(閾電位、閾値)との差が小さい神経細胞は興奮し  にくい.やすい

静止膜電位と発火レベル(閾電位、閾値)との差が大きい神経細胞は興奮し  にくい. やすい .