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口、ないし鼻から流入、流出する気体の量を計測する装置、スパイロメータ(spirometer)で安静呼吸を測定してみると、1回毎に約500 mL、1分間に約14回、流入・流出、つまり(呼吸)していることがわかります。
安静呼吸で呼息が終わった状態を「安静呼息位」、吸息が終わった状態を「安静吸息位」といいます。 安静呼吸で流入・流出している500 mLは安静呼息位から安静吸息位まで流入した(安静吸息位から安静呼息位まで流出した)気体の量であり、「1回換気量」といいます。