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鼻腔、口腔から流入した空気は順に咽頭、喉頭、気管、気管支、葉気管支、区域気管支、細気管支、肺胞管を経て肺胞に届きます。右肺は上葉、中葉、下葉の3つに分かれていますが、左肺は上葉、下葉の2つです。心臓のために胸腔は左側が右側より狭いためです。そのため、葉気管支も右に3本、左に2本あります。 咽頭には耳管が開口しています。声門があるのは喉頭です。 鼻腔から喉頭までを上気道、気管から肺胞までを下気道といいます。