水の表面張力により、伸展しにくい膜ができる。 |
<上段>
水玉が形成される理由は、水の表面張力にあります。
表面張力が、水の表面に伸展しにくい「膜」が張ったように作用するため、下へ広げようとする力「重力」に逆らって水が持ち上がります。
これが水玉です。
これは、水の表面に、黄色で示した、太く強く伸びない輪ゴムがあるようなものです。
<中段>水に界面活性剤(生体内ではサーファクタント)が追加されると、水の表面張力が低下します。
これは、水の表面(「膜」)にある輪ゴムが細く、弱くて伸びやすくなったようなものです。
「下段」
水の表面張力が低下すると水の表面(「膜」)は伸展しやすくなり、「重力」に逆らえずに(輪ゴムが伸ばされ)、水玉は低く広がり、つぶれます。
界面活性剤の効果
水の表面張力により、「水玉」ができ やすい にくい 。
水の表面張力が大きいほど、水には伸展 しやすい しにくい 膜が形成される。