比例の表は縦、横、どの方向にも倍率は等しい。 |
1個100円、5個で500円の表を逆の方向で倍率を求めてみましょう。
左方向に、上段の
100→1の(1÷100=)0.01倍
は下段の
500→5の(5÷500=)0.01倍
と等しいです。
上方向に、左列の
5→1の(1÷5=)0.2倍
は右列の
500→100の(100÷500=)0.2倍
と等しいです。
「同じ方向の矢印の倍率が等しい」は、上下左右のすべての方向に成り立つのです。
2個で200円の品物は、100円で何個買えるでしょう?の問題を、個数と価格とを表にして解いてみましょう。右列で上方向に
200→100個の(100÷200=)0.5倍
になっています。左列の上方向の倍率も右列と等しく、a=100, b=200のはずです。
そのため、左列下段の2をやはり100÷200=0.5倍にしましょう。
2×100÷200=1
100円で買える個数は1個になります。
また、下段で左方向に
200→2個の(2÷200=)0.01倍
になっています。上段の左方向の倍率も下段と等しく、c=2, d=200のはずです。
そのため、上段右列の100をやはり2÷200=0.01倍にしましょう。
100×2÷200=1
100円で買える個数は1個になります。