肝不全では、高血糖となる。 |
肝臓は、単糖であるブドウ糖を取り込み、多糖であるグリコーゲンを生成させ、貯蔵します。さらに、筋肉細胞のグリコーゲンとは異なり、貯蔵されたグリコーゲンは、ブドウ糖となって血管に放出され、血糖を上昇させることもできます。
1.ブドウ糖を血管から取り込むことができず、高血糖、耐糖能異常となります。
2.ブドウ糖を血管へ供給することができず、低血糖にもなります。
要するに、肝不全では食後の血糖が高く、食前の血糖が低くなって、振れ幅が大きくなってしまうわけです。
肝不全患者では、耐糖能は 低下 亢進 する。
肝不全患者では、食後の血糖は 高く 低く なり、食前の血糖は 高く 低く なる。