膵液には、胃液の強酸を中和する作用と、消化液としての作用とがある。 |
腸液は一日約3,000mlも分泌されています。
1) 膵液はHCO3-(重炭酸イオン)を大量に含みアルカリ性であるため、胃酸に含まれる強酸(H+)を中和します。
2-1) 糖質の消化:アミラーゼ
2-2) たんぱく質の消化:膵臓由来のトリプシン、キモトリプシンが(胃で大きいたんぱく質が消化されて生成した)小さいタンパク質をペプチドに消化します。
2-3) 脂質の消化:リパーゼによりトリグリセリドをグリセロールと脂肪酸とに消化します。
上記は膵臓における、膵液の生成、外分泌機能です。インスリンと グルカゴンとの生成、内分泌機能は膵臓のランゲルハンス島で行われています。