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肝臓には固有肝動脈と門脈との流入があり、肝静脈と(胆嚢への)肝管とへの流出があります。 肝臓の機能単位は「肝小葉」という、六角形の構造物です。機能の中心は、当然、肝細胞です。 固有肝動脈と門脈と(の枝)は、肝小葉の周辺にあります。血液の流れは肝小葉の周辺から中心方向です。 (集まって肝静脈となる)中心静脈は、文字通り、肝小葉の中心にあります。 (集まって肝管となり)胆嚢、十二指腸に胆汁を送る細い管も、肝小葉の周辺にあります。胆汁の流れは肝小葉の中心から周辺方向です。