一歩一歩学ぶ生命科学
POINT!



9番染色体は常染色体であり、男女に関係なく(生殖細胞ではない)体細胞には(相同染色体ですので)対で2本ずつ含まれる のです。 また、 ABO式血液型を決定する遺伝子には、A遺伝子、B遺伝子と複数種類あり 、さらに、 座に遺伝子が入っているとは限らないのです。

そのため、男女とも、体細胞には、ABO式血液型を決定する遺伝子の座は2つあり、それぞれにA遺伝子が入っている、B遺伝子が入っている、いずれも入っていない可能性があるわけですから、人によって遺伝子の組み合わせは下記の6通りあります。



それぞれ、遺伝子の組み合わせ(遺伝子型)は、

 9番染色体上の、ABO式血液型を決定
する遺伝子の座に入っている遺伝子
 遺伝子型
一方の座もう一方の座
A遺伝子 A遺伝子 AA
A遺伝子 B遺伝子 AB
A遺伝子 A遺伝子もB遺伝子も
入っていない
AO
B遺伝子 B遺伝子 BB
B遺伝子 A遺伝子もB遺伝子も
入っていない
BO
A遺伝子もB遺伝子も
入っていない
A遺伝子もB遺伝子も
入っていない
OO


と表現されます。前の図と対応させて、理解しておきましょう。

Challenge Quiz

1. ABO式血液型を決定する遺伝子の座は、 常染色体 性染色体 にある。
2. ABO式血液型を決定する遺伝子の座がある9番染色体は、ヒトの(生殖細胞ではない)体細胞に 1 2 11 22 23 44 46 本ある。
3. ABO式血液型を決定する遺伝子の座に入り得る遺伝子は、 1種類 複数種類 ある。
4. ABO式血液型を決定する遺伝子の座には、A遺伝子かB遺伝子かが 必ず入っている 必ず入っているわけではない
5. ABO式血液型を決定する遺伝子の組み合わせ(遺伝子型)は、ヒトにおいて、 1 2 3 4 6 8 22 44 46 92 通りある。