POINT!
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ミトコンドリア(内膜)の外側から内側へATP合成酵素を通って水素イオン(陽子、プロトン)が拡散することにより、効率よくADP+PからATPが生成する。 |
*H+(プロトン)の(ミトコンドリア内膜の外側で高く、内側で低い)濃度勾配により、H+(プロトン)が内膜の外側から内側へ拡散します。この移動の際、「ATP合成酵素」が作用し、ADP + P → ATPの反応によりATPが生成します。水力発電所で、上流から下流への水の移動により電気が生成するのと似ています。34 molの水素イオンが外側から内側へ移動することにより、17 molのATPが生成します。