発汗により血漿浸透圧が上昇した時、負のフィードバックは水分再吸収を増加させる。 |
1番星(図):発汗しました。発汗により血漿浸透圧は上昇します。水分再吸収は血漿浸透圧を低下させます。
①(図) これらは逆の方向(青)です。
②(図):これらは逆の方向(青)なので、負のフィードバックは水分再吸収を増加(赤)させます。
水分再吸収が増加し、血漿浸透圧を低下させる作用が増強します。この調節により、上昇していた血漿浸透圧は、(発汗する前の浸透圧へ向けて)低下します。
要するに、最初の変化(血漿浸透圧の上昇)は小さくなります(赤い上向きの白抜き矢印が消えます)。
室温が上昇した時(夏)にクーラー(の機能)が亢進されるのと同様、これも青→赤の負のフィードバックです。