一歩一歩学ぶ生命科学
POINT!

ある原子の「連結器」と他の原子の「連結器」とが結合するのです。
「連結器」の数は原子の種類により異なります。


補:原子どうしの結合には、下記の種類があります。
*イオン結合:Na+とCl-との電気的な結合など
*共有結合:酸素分子(O2)における酸素原子(O)どうしの結合など
*金属結合:鉄くぎ内の鉄原子どうしの結合など
*水素結合:引力的な結合であり、たんぱく質が高次構造を形成する結合や、核酸塩基どうしの相補的結合など
このうち、「連結器」にたとえることができるのはイオン結合と共有結合です。金属結合、水素結合に関しては、より高いレベルで学びましょう。

「連結器」とはこの教材だけでの機能的ニックネームです。「手」「結合手」などともよばれています。しかし「結合手」はイオン結合(後述)には使われない用語であり、それをも含めた広義的ニックネームとさせて下さい。

Challenge Quiz

1. ./images/450px-結合とは.jpg

原子は常に単体で存在する

2.

原子は常に単体で存在する

3. ./images/450px-結合とは.jpg

原子は「連結器」でほかの原子と結合していることがある

4.

原子は「連結器」でほかの原子と結合していることがある

5. ./images/450px-連結器の数_まとめ.jpg

「連結器」の数は原子の 種類により異なる 種類が違っても同じである

6.

「連結器」の数は原子の 種類により異なる 種類が違っても同じである