一歩一歩学ぶ生命科学
POINT!

脾臓で生成したビリルビンは、血液(赤い四角)を介して肝臓へ運ばれ、そこで抱合型ビリルビンとなります。この代謝は、グルクロン酸抱合であり、肝臓の解毒作用の一種です。

肝臓でのグルクロン酸抱合は、時間のかかる化学反応であり、一度に大量に抱合させることはできません。細い管を通らなければならないようなものです。

非抱合型ビリルビンは、グルクロン酸抱合を受ける前であり、間接型ビリルビンともよばれます。同様に、抱合型ビリルビンは、グルクロン酸抱合を受けた後のビリルビンであり、直接型ビリルビンともよばれます。

Challenge Quiz

1. ヘモグロビンは分解されると、まず 直接 間接 型ビリルビンになる。
2. ヘモグロビンは分解されると、まず 非抱合 抱合 型ビリルビンになる。
3. ヘモグロビンが分解されて生成した 直接 間接 型ビリルビンは、 脾臓 骨髄 胆嚢 肝臓 血液 直接 間接 型ビリルビンになる。
4. ヘモグロビンが分解されて生成した 非抱合 抱合 型ビリルビンは、 脾臓 骨髄 胆嚢 肝臓 血液 非抱合 抱合 型ビリルビンになる。
5. 間接型ビリルビンから直接型ビリルビンへの代謝は、 加水分解 酸化的リン酸化反応 グルクロン酸抱合 解糖 尿素回路 による。
6. 間接型ビリルビンは、 抱合型 非抱合型 ビリルビンである。
7. 直接型ビリルビンは、 抱合型 非抱合型 ビリルビンである。
8. 非抱合型ビリルビンは、 直接 間接 型ビリルビンである。
9. 抱合型ビリルビンは、 直接 間接 型ビリルビンである。
10. 非抱合型ビリルビンから抱合型ビリルビンへの代謝は、 加水分解 酸化的リン酸化反応 グルクロン酸抱合 解糖 尿素回路 による。
11. グルクロン酸抱合は、肝臓の グリコーゲンの貯蔵 タンパク質(アルブミン、フィブリノーゲン)の合成 コレステロール合成 ビタミンの貯蔵 解毒 血液貯蔵 免疫 作用の一部である。