一歩一歩学ぶ生命科学
POINT!

乳酸やケトン体などの酸性物質が、異常に多く生成され、血中に放出される(左図:筋細胞内の酸(H+。血中への移動の矢印が太くなる)と、腎機能が正常であっても排泄が間に合わないことがあります。高H+血症となり、(重炭酸緩衝系の作用なしに)、動脈血に最初に起こる変化は、代謝性アシドーシス(による酸血症)です。

Challenge Quiz

1.

激しい運動により乳酸が血中に多くなると、 H+ CO2 増加 減少 し、 呼吸性 代謝性   アシドーシス(による酸血症) アルカローシス(によるアルカリ血症) がもたらされる。

2.

糖尿病によりケトン体が血中に多くなると、 H+ CO2 増加 減少 し、 呼吸性 代謝性   アシドーシス(による酸血症) アルカローシス(によるアルカリ血症) がもたらされる。

3.

絶食によりケトン体が血中に多くなると、 H+ CO2 増加 減少 し、 呼吸性 代謝性   アシドーシス(による酸血症) アルカローシス(によるアルカリ血症) がもたらされる。