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2型糖尿病では、主病態の一つとしてインスリン抵抗性が出現し、インスリンの血糖低下への促進作用が低下します。

インスリンの効きが悪く、血糖を低下できません。血糖値は200 mg/dLなど高くなり、血糖低下という結果が少ない状態になります。

「結果」が少ないとき、負のフィードバックは、「結果」を促進する「原因」を多くします。そのため、インスリンの生成、内分泌が多くなります。 インスリンの血中濃度も高くなります。しかし、インスリン抵抗性が主病態のため、血糖は少しは下がりますが、セットポイントまではもどりにくいのです。