膵臓破壊によるインスリン生成、内分泌低下が1型糖尿病の主病態である。 |
1型糖尿病では、インスリンのシステムにおいて、主病態として、膵臓が破壊されます。
破壊のために、インスリンの生成、内分泌が極めて少なく、インスリン、血中濃度の上昇も少なくなります。そのため、血糖低下への促進作用も少なくなり、血糖が200 mg/dLなどと高く、血糖低下という「結果」が少ない状態になってしまいます。
「結果」が少ない時、負のフィードバックは「結果」を促進する「原因」を多く、つまり、インスリンの生成、内分泌を亢進させようとします。 しかし、主病態が膵臓の破壊のために、インスリンの生成、内分泌も、血中濃度も多くなりません。
1型糖尿病では、 膵臓β細胞疲弊、インスリン抵抗性 膵臓β細胞破壊 が主病態である。