視細胞には錐(状)体細胞と杆(状)体細胞とがある。錐(状)体細胞の方が解像度が高く、網膜の中心、黄斑に多い。一方、杆(状)体細胞は、解像度は低く、網膜の周辺部に多い。
そのため、視力は網膜全体で一様ではない。錐(状)体細胞は網膜中心部の黄斑に一番密に存在するため注目したいものがあると、眼球を動かしちょうど黄斑にその対象がとどくようにする。眼球も首も動かさずにこの文章を読もうとしてみて下さい。ナルホド、視力は一様ではないと思ったデショ。
赤、緑、青の三原色にもっとも感受性の高い錐(状)体細胞がそれぞれある。この三種の錐(状)体細胞が刺激される割合により色が感覚される。