一歩一歩学ぶ生命科学
POINT!


① 冬になったとします。冬の低温により体温は低下します。ふるえ・鳥肌は体温を上昇させます。これらは逆の方向(青)です。

② これらは逆の方向(青)であるため、負のフィードバックはふるえ・鳥肌を亢進(赤)させます。この調節により、ふるえ・鳥肌の体温上昇作用は増強し、低下していた体温は元の体温へ向けて上昇します。

要するに、最初の変化(体温の低下)は小さくなります(青い下向きの白抜き矢印が消えます)。

室温が低下した時(冬)にヒーター(の機能)が亢進させるのと同様、これもの負のフィードバックです。

Challenge Quiz

1.

冬の低温により体温は 上昇 低下 し、ふるえ・鳥肌は体温を 上昇 低下 させる。これらは 同じ方向 逆の方向 であるので、負のフィードバックはふるえ・鳥肌を 低下 亢進 させる。

2.

体温が低い時、負のフィードバックはふるえ・鳥肌を 亢進 低下 させる。