(短い)収縮期雑音では動脈弁狭窄症、房室弁逆流症などが考えられ、(長い)拡張期心雑音では房室弁狭窄症、動脈弁逆流症などが考えられる。 |
心室筋が収縮している、相対的に短い駆出期に
*動脈弁は開いているべきですが、動脈弁狭窄症など
*房室弁は閉じているべきですが、房室弁逆流症など
があると、収縮期心雑音が聴かれます。これは「ザッ、ザッ」と短い心雑音です。
心室筋が弛緩(拡張)している、相対的に長い充満期に
*房室弁は開いているべきですが、房室弁狭窄症など
*動脈弁は閉じているべきですが、動脈弁逆流症など
があると、拡張期心雑音が聴かれます。これは「ザァ~~~、ザァ~~~」と長い心雑音です。