卵子に含まれる性染色体はXである。 |
2本の性染色体は、相同染色体のように、減数分裂の際、それぞれ別々の細胞へ受け継がれます。そのため、ある卵子に含まれる性染色体が(2本あるX染色体のうち)オレンジ色のX染色体である可能性は1/2、(2本あるX染色体のうち)ピンク色のX染色体である可能性も1/2です。
ある卵子に含まれる性染色体が(オレンジ色であろうがピンク色であろうが)X染色体である可能性は1(100%)です。ある卵子に含まれる性染色体がY染色体である可能性はありません(0です)。
常染色体がどのように受け継がれるかは、性染色体には依存しません。オレンジ色のX染色体を含む卵子の相同染色体のパターン(図でのピンク、ピンク、オレンジ、オレンジ、オレンジ...など)には2の22乗(約420万)可能です。同様に、ピンク色のX染色体を含む卵子の相同染色体のパターン(図でのオレンジ、ピンク、オレンジ、ピンク、オレンジ...など)にも2の22乗(約420万)可能です。