一歩一歩学ぶ生命科学
POINT!

動画と音声での説明

「箱型細菌」、「チューブ型細菌」は、それぞれ異なる抗原を持っています。

そのため、人体は「箱型細菌という非自己」と「チューブ型細菌という非自己」とを識別することができるのです。


このように「非自己」には特定性があるのです。これも教科書には「特異性」と書いています。


たとえ話:箱型細菌もチューブ型細菌も細菌国発行のパスポートを持っていて、人体にとっては(中を見なくても)表紙を見るだけで非自己です。さらにパスポートを開いて(氏名欄のような)中をみると、それぞれの細菌に固有のことが書いてあります。

Challenge Quiz

1. 箱型細菌の抗原とチューブ型細菌の抗原とは、 ほぼ同じである 異なっている
2. 箱型細菌の抗原とチューブ型細菌の抗原とを、人体は別のものと識別 できる できない