一歩一歩学ぶ生命科学
POINT!

脾臓で生成したビリルビンは、血液(赤い四角)を介して肝臓へ運ばれ、そこで抱合型ビリルビンとなります。この代謝は、グルクロン酸抱合であり、肝臓の解毒作用の一種です。

肝臓でのグルクロン酸抱合は、時間のかかる化学反応であり、一度に大量に抱合させることはできません。細い管を通らなければならないようなものです。

非抱合型ビリルビンは、グルクロン酸抱合を受ける前であり、間接型ビリルビンともよばれます。同様に、抱合型ビリルビンは、グルクロン酸抱合を受けた後のビリルビンであり、直接型ビリルビンともよばれます。

Challenge Quiz

1.

ヘモグロビンが分解されて生成した 非抱合 抱合 型ビリルビンは、 脾臓 骨髄 胆嚢 肝臓 血液 非抱合 抱合 型ビリルビンになる。