刺激伝導系はまず心房を脱分極(収縮開始)させてP波を発生させ、次に心室を脱分極(収縮開始)させてQRS波を発生させる。 |
洞房結節に活動電位が発生して心房を伝導します。このとき、心房を刺激して、収縮を開始させます。心房の収縮開始により、P波が発生します。
その後、刺激伝導系の活動電位はヒス束を伝導します。
心室に到達すると、心室を刺激して、収縮を開始させます。心室の収縮開始により、QRS波が発生します。
刺激伝導系が最初に刺激するのは、 心房 心室 である。その後、一定時間後に他方が刺激される。
洞房結節に発生した活動電位が刺激伝導系を伝わっていく初期に P波 QRS波 T波 が、後期に P波 QRS波 T波 が発生する。
心筋への刺激となる活動電位は、刺激伝導系を 洞房結節 房室結節 ヒス束 右脚、左脚 プルキンエ線維 、 洞房結節 房室結節 ヒス束 右脚、左脚 プルキンエ線維 、 洞房結節 房室結節 ヒス束 右脚、左脚 プルキンエ線維 、 洞房結節 房室結節 ヒス束 右脚、左脚 プルキンエ線維 、 洞房結節 房室結節 ヒス束 右脚、左脚 プルキンエ線維 の順に伝導する。