一歩一歩学ぶ生命科学

傍糸球体細胞でレニンが生成され、肝臓でアンジオテンシノーゲンが生成されています。 レニンとアンジオテンシノーゲンとが内分泌されると、レニンの作用により、アンジオテンシノーゲンはアンジオテンシンIになります。

アンジオテンシンIが肺に移動すると、アンジオテンシン変換酵素の作用により、アンジオテンシンⅡになります。

アンジオテンシンⅡは血管平滑筋のアンジオテンシン受容体に結合することで、血管平滑筋を収縮させて血圧を上昇させます。

また、アンジオテンシンⅡは、副腎皮質に作用し、アルドステロンが生成され、内分泌されます。

アルドステロンは腎臓の尿細管に作用し、ナトリウムポンプを促進し、ナトリウムの再吸収、カリウム分泌、水素イオン分泌を促進します。

再吸収された血管内ナトリウムにより血液量が増大し、血圧が上昇します。


Challenge Quiz

1.

レニンは、 傍糸球体細胞 糸球体血管壁細胞 尿細管壁細胞 肝臓 副腎皮質 血管平滑筋 から生成、内分泌される。

2.

アンジオテンシノーゲンは、 傍糸球体細胞 糸球体血管壁細胞 尿細管壁細胞 肝臓 副腎皮質 血管平滑筋 で生成される。

3.

アンジオテンシノーゲンを直接的に活性化しているのは、 血圧の低下 レニン アンジオテンシンI アンジオテンシンII アルドステロン である。

4.

レニンが直接活性化するのは、 アンジオテンシノーゲン アンジオテンシンI アンジオテンシンII アルドステロン である。

5.

アンジオテンシノーゲンは、 レニン アンジオテンシンI アンジオテンシンII アルドステロン に変換される。

6.

アンジオテンシン変換酵素は、 肝臓 副腎皮質 血管平滑筋 にある。

7.

アンジオテンシン変換酵素で、 アンジオテンシノーゲン アンジオテンシンI アンジオテンシンII アルドステロン アンジオテンシノーゲン アンジオテンシンI アンジオテンシンII アルドステロン に変換される。

8.

アンジオテンシンIIが由来するのは、 血圧の低下 レニン アンジオテンシノーゲン アンジオテンシンI アルドステロン である。

9.

アルドステロンの分泌を直接促進しているのは、主に 血圧の低下 レニン アンジオテンシノーゲン アンジオテンシンI アンジオテンシンII である。

10.

レニン(・アンジオテンシン・アルドステロン系)により血圧は 上昇 低下 する。