体性感覚神経を求心路とし、自律神経を遠心路とする反射である。 |
皮膚受容器などで受け取った感覚情報は、体性神経求心路を介して中枢神経系に送られ処理されます。この中枢神経系での処理後、自律神経遠心路を介して運動情報が内臓効果器に送られ効果器が機能します。温熱時の発汗、光に対する縮瞳(対光反射)などが典型的な体性―内臓反射です。また、鍼灸、マッサージ、温冷湿布による物理療法の多くは、皮膚への刺激で内臓効果器を調節するのであり、体性―内臓反射の応用です。四肢、体幹への鍼刺激は脊髄に入ってから脳に上行し視床下部など脳幹で内臓を支配している自律神経系の調整が行われるのであり、このような反射を「上脊髄反射」と呼ぶことがあります。
体性―内臓反射は、 体性 自律 感覚神経を求心路とし、 自律 体性 神経を遠心路とする反射である。
対光反射は 内臓―内臓 内臓―体性 体性―内臓 体性―体性 反射である。
温熱時の発汗は 内臓―内臓 内臓―体性 体性―内臓 体性―体性 反射である。
四肢、体幹への刺激による自律神経反射は 脊髄 上脊髄 反射である。