一歩一歩学ぶ生命科学

(上段)振動している音叉を乳突起の上に置くと、最初、音が聞こえます。 (中段)振動が減衰すると、音が聞こえなくなります。 (下段)このとき、音叉を耳のすぐそばに持っていきます。正常人さんでは、伝音機能による増幅のため、乳突起にあてて聞こえなかった音叉が聞こえます。伝音機能の検査ですので、伝音性難聴の場合は、聞こえません。

Challenge Quiz

1. 振動している音叉を乳突起の上に置き、音が聞こえなくなったら音叉を耳のすぐそばに持っていった。施行したのは、 リンネRinne ウェバーWeber 試験である。
2. 振動している音叉を乳突起の上に置き、音が聞こえなくなった時に音叉を同側の耳のすぐそばに持っていったら音が聞こえた。この耳は、 正常である 伝音性難聴がある と思われる。
3. 振動している音叉を乳突起の上に置き、音が聞こえなくなった時に音叉を同側の耳のすぐそばに持っていったら音が聞こえなかった。この耳は、 正常である 伝音性難聴がある と思われる。